こんばんわ。
今日は市内で進めているリフォームの物件より。
2階建ての木造住宅の一部を改修し個室を設けたり、玄関を刷新したりしています。
構造はもっとも一般的な”在来工法”とよばれるもの。
土台、柱、梁、斜材で構成されている最も一般的な構造方式です。そのメリットのうちの一つは改修のしやすさです。
(大工さんが斜材(筋交い)を施工しているところ)
構造体を追加したり、開口部を設けたり、わりと自由に改修できます。もちろん改修しつつ耐震補強をする事も可能です。(壁式構造といわれる”ツーバイフォー”ではなかなかこうはいきません。)
実際に今回のプロジェクトでは一部構造体の移動、増強もしています。
ちゃんと金物の確認もしましょう。
コンクリートスラブ上に新たに床を設けたので断熱材も施工。しっかりやってくれています。
設計者は「監理者」の立場で定期的に現場に足を運び確認します。といっても毎日行けるわけでは無いのでやはり信頼のおける工務店、大工さんとタッグを組む事がとても重要になります。
狭い現場なので建材を置く場所にも一苦労。
壁をめくったり、天井をめくったりすると古い断熱材が顔を出します。劣化した断熱材、黒ーく変色した断熱材がでてくることもしばしば。
リフォームの際にはせっかくなのでそういった不具合も発見しつつ新調していきましょう。
黒いのはたいていカビですね。また、カビていなくても断熱材が落下してしまって断熱の「スキマ」ができている事もよくあります。
かつて雨漏り補修をした時のせいか、天井断熱材がちょっとおかしな状態になっていまいした。
駄目な断熱材は新しく、バタバタしているところはキレイに敷き直して。
快適な住まいになりますように。
〜おしまい〜
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井村正和
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更