<人・建築・まち> を繋げて豊かな場づくりをめざす
代表 井村正和のブログ
こんばんわ。
先日このブログでも紹介した猫ちゃんのいるリノベーション物件。初の試みでしたがキャットタワーを自作してみました。
まずは木の丸い棒を準備、これは直径90ミリ。構造材や一般的な造作材の流通では無かったらしく外構用の材料を探してもらいました。
まずはこの木の棒を設置してもらいます。
どーん。床柱の様な物が出現。
上の方にはすでにキャットウォークを施工してもらっています。
ちなみに”キャットウォーク”という言葉にはもう一つ意味があります。建築設備やメンテナンス用に設けられる通路もキャットウォークと呼ばれます。
これも「キャットウォーク」
和製英語かな、と思って調べてみたらちゃんと英単語として存在していました。
catwalk:(機関室・橋などの一端に設けた)狭い通路、(ファッションショーの)客席に突き出た細長い舞台
キャットタワーに話を戻します。
今回使ったのは直径6mmの麻紐。アマゾンで20mで1,500円ぐらい。麻なので天然素材ではありますが加工の過程でなにか変な物を使ってないかどうか、を気にしつつ。
ですが完全にはわからずとりあえず買ってみた麻紐の匂いを嗅いでみたり。
猫がどれぐらい敏感なのかはわかりませんが、結果的には問題無かった様。
商品紹介写真。写真撮影しているところを想像するとなんとなくシュール。どんなお姉さんが持っているんだろう。
これを下の方から順番に巻いていきます。
木工用ボンドとタッカー(ホッチキスのおばけ)で定期的に止めつつ丁寧に。引張力(ちょっと専門用語を)をかけつつ、様はしっかり引っ張りつつ。
結構スムーズに進み割りと早く半分完成。
施主、施工者、設計者(私)でみーんな初心者ですがワイワイいいながら。なんか学園祭でなにか作ってるみたい。
隙間ができないようにトンカチでコンコン押さえつけながら、しっかり引っ張りながら、麻紐を持ち変えるのもリズミカルに。皆さん器用で上手です。
キャットタワー職人。
モノづくりはやはり楽しい。
キャットタワー完成!
スッとした佇まい。陰影のグラデーションが柔らかくて綺麗です。
確か5巻ぐらい使ったような気がします。
そういえばアルヴァ・アアルトのあの例の柱にそっくりじゃないか!
と、思ったけどあれは”籐”が巻いてあるんですね。
猫用ではない。
(アルヴァ・アアルト設計 マイレア邸)
そんなわけで無事完成。
表面の表情はこんな感じ。うまい!
登れ登れ。
キャットタワー作り請け負いますよ。
〜おしまい〜
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井村正和
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更