こんばんわ
地震の報道が続いていますね。
だんだんと状況がわかってきて建物、道路、インフラへの影響が映像とともに明るみになってきました。亡くなられた人の数も増えてきています。建物倒壊と火災がかなりの規模だった様ですし余震もずっと続いているので被害はまだこれからも広がってしまいそうです。
現地の地質的な事はわかりませんが平野部では広い範囲で液状化、傾斜地では土砂崩れなどいろんな場面で災害が発生しています。
輪島にある「朝市通り」という所で火災被害が大きかった様です。
私は訪れたことありませんがエリアの性質上、１階が店舗用途で柱、壁の少ない古い木造の建物が多かったのかもしれません。
木造家屋の倒壊→火災の延焼というパターンはやはりとても怖いです。東海地方でも古い木造密集しているエリアでは南海トラフ時に特に注意する必要があります。
特に１階が瞬時につぶれる様な倒壊パターンは一番避けなければなりません。
「うちは古い木造だから」
と、諦めずに気になる方はしっかり見直して耐震改修までをリアルに検討していってほしいとおもいます。ほんとうに。
名古屋市による被害予想調査資料をホームページで見る事ができます。
建物倒壊や道路閉塞の危険性をエリア毎に表現してあります。
「地震災害危険評価」
各区ごとに作成してあります。
これは中区の資料で、”あらゆる可能性を考慮した最大クラスをもとに評価した”パターンとなります。
名古屋駅西側や南西の露橋あたり、それから則武あたりも危険性の高いエリアだという事がわかります。
春日井市のホームページでも地震災害マップを確認する事ができますね。
南海トラフ時には広い範囲で震度５強〜６弱が予想されています。西側の方が震度は大きくなる模様です。
震度６は経験した事がありません。
家具が「飛んでくる」と良く言われますので冷蔵庫、タンス、テレビ等の設置方法、固定方法もぜひ見直して。
新年早々、気が休まらない話題となってしまいましたがこれを機にぜひ地震に対して自分の命を守る策を検討してほしいとおもいます。
ではでは。
〜おしまい〜
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井村正和
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更
