いむいむ ブログ 

愛知県春日井の一級建築士事務所&不動産事務所 gimbalworks 代表 井村正和のブログです。

映画雑感 「フィリピンパブ嬢の社会学」

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代表 井村正和のブログ

 

こんばんわ

 

ようやく観れました「フィリピンパブ嬢の社会学
 

 
ミッドランド空港も名駅も上映終了しちゃってるので刈谷日劇という渋い映画館で。
映画に関しては春日井のアチコチが撮影場所だったりする事を差し引いてもすごく良い映画でした。
 
原作は春日井市出身で中部大学の国際関係学部を卒業された中島弘象さん。ご自身の実体験を元に綴られたこの本が原作です。

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日本で働く外国人を社会学として研究し論文にするためにフィリピンパブを訪れた学生がパブ嬢と恋に落ちて、、社会的背景、夜の社会の掟、人種や文化の違いなどに戸惑いながらも「ナントカナルヨ」と励まされつつ前を向いていく、そんなお話。

 

映画の中で描かれているのは偽装結婚や貧富の話、日本の学生のちょっと脳天気な考えとの違い、なども描写されるちゃんとした国際社会学的な考察もありながら二人のピュアな話がとても素敵な映画でした。

 

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原作者が春日井出身、中部大学卒業、撮影も春日井市の様々な場所が使われていたり、それこそ知っている方がエンドロールに名を連ねていたり、あ、そいうえいばちょっと知っている人がエキストラ的に出演なんかもしていたりして、という所から「見に行かなきゃ」という半ば義務感もあり観に行ったのですが、結果的にとても映画として良い作品でした。

 

「フィリピン」と聞くとすぐ「パブ」しか連想できないような貧素な社会認識ではなく、、!

ちゃんとその背景や、我々がすごく特殊と思っている(海外に出稼ぎに来る)習慣が味方によってはすごく日常であったり、当たり前の様に我慢をしている部分があったり、でももちろん苦しんでいないわけでは決してなく、といういろんな視点をストーリーの中で体験させられる映画でした。

よかったなあ。

 

昨日は昨日でゴジラ−1.0を観た。
映画っていいですね。

 

ではでは。

 

〜おしまい〜

 

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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更