こんばんわ
今日は非常勤講師をさせてもらっている名古屋造形大学で授業がありました。担当しているのは1年生、基礎実技を担当しています。
今日から始まった課題は「実測&断面図作成」というモノ。
新しい名古屋造形大校舎を実際に測って測って測りまくって断面図を描いてもらいます。断面図を完成させることは勿論ひとつの目的ですが、その過程でスケール感を養ったり、空間の構成、仕切られ方、構造、そもそも建物ってどうできているのか?という専門的な感覚を養ってもらう事も目的としています。
と、言っても1年生にいきなり採寸させても闇雲に測っていってしまう事が予想できるのでまずは「どう寸法を捉えるべきか?」をレクチャー
「スパンって何?」
「天井高と階高って何?」
という設計していると当たり前に認識している寸法の捉え方をまず認識してもらう事から。とくに「天井高」と「階高」の違い、って意外と理解せずのままの学生をチラホラ見かけます。
その後は断面図を手書きで起こしつつ、ひたすら測る。
この課題はグループ課題でもあるのでメンバーで協議しながら、決め事(どこの断面を描くか?担当エリアじゃ?線の太さの使いわけとか)をしてもらいながら進めてもらいます。
(グループ毎で断面線を記入)
入学早々に課題を行いながらコミュんケーションが生まれてなかなか良い空気感で進んでいる、様に思えました。
作業の連続、だとしてもそれをどれぐらい楽しみながらできるかって大事ですね。
なんて事を思いながら毎年課題内容はブラッシュアップさせています。
ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更