こんばんわ
木造耐震改修の現場より。
耐震補強工事はほぼ終わっておりとりあえず一安心。内部の木工事を進めつつ今日は屋根周りの雨漏り補修工事を行いました。
私も一緒に屋根に登って工事確認。
笠木の板金(立ち上がりの上に被せる部分)はかなり劣化しています。このままではまた別の所から雨漏りが発生して雨漏り↔補修のいたちごっこになってしまいます。
ですので今回の工事で全体の笠木を付け直す事と、谷樋全般、防水シートの伏せ直しを行います。
屋根瓦は下の方だけ数段いったん外して防水シートを伏せ直しています。新しく設置した樋にしっかり水が流れる様にします。
一番雨漏れがひどかった場所。樋のサイズも大きくしました。
ここはもともと煙突が入っていた所。ここは塞ぐ必要あり。
新しく設置する煙突との接続パーツ。ステンレスで溶接して作ってもらいました。
雨仕舞いは建築工事において最も気をつかうところ。あちこち穴を埋めたり、付け替えたり、最近のおかしなゲリラ豪雨にも耐えられる様にしていかないといけません。
特に谷状になっている部分はよりリスクが高いので細心の注意を払って。
屋内に戻って別の作業へ。これはもともと神棚として使っていた階段状のもの。今回のリノベーションでお役御免とはなりますが処分してしまうのもなんか、、、なので解体して板をどこかに使おうかな、と考え中。
古いパーツが新しい場所で機能するとなんか嬉しいです。
工事はいま中盤ぐらいかな。
竣工までまだまだ気を抜けず。
ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更