こんばんわ
昨日野暮用があり名古屋観光ホテルにちょっと立ち寄りました。そこのロビーで「金の茶室」と遭遇。
ボンヤリと薄暗いロビーに突如として浮かび上がりとんでもない存在感。
金色の壁天井にさらに赤色の障子、そして畳縁に埋め込まれた照明器具のコラボが掛け軸の「温故知新」どころか時空を超えたどこかへ。
なんだろうと思って調べてみると、過去の記事が。何度もやっていたんですね。
どうやら茶室内でお抹茶と花桔梗さんの和菓子をいただけるようです。へー。
宇宙船内に居るかのような茶室
キャプションには
「豊臣秀吉が愛用していた『黄金の茶室』およそ450年の時を経て福岡県大川市の職人によって復元されました。壁から天井、茶器に至るまで金が施されたその様は、豊臣家の繁栄を思わせると同時に、当時確率されつつあったお茶会という概念への革新であったと言える。古いものから新しさを見出す、温故知新の精神。歴史ある良さを残しながら、それに甘んじること無く革新を続けることを恐れない。名古屋観光ホテルもまた、そう在りたい。黄金の茶室と現代のLED技術を和えることで、これまでにない新たな茶室を製作しました。」
とあります。なるほど。秀吉は数奇者でもあり同時に革新者であったようですね。
「守破離」という言葉を思い出しました。伝統芸能・武道に通底する考え方として「守る」だけでは無く、既存の型を「破り」、「離れ」て独創的に考えていく、というもの。
ものづくりの考え方としてもとても重要で素敵な言葉ですよね。
ちょっと名古屋観光ホテルまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更