こんばんわ
住宅を設計する中で家具の選択や自らデザインをさせていただく事があります。お施主さんと家具のショールームに行ったりしてソファを選んだりする事もありますし、イチからデザインを起こして工事請負契約の中で製作してもらう事もあります。
このテーブルは木造住宅の設計の際にデザインしたダイニング用のテーブルです。デザインの発端は、
「古屋の欄間を使いたいなー」
というお施主さんの要望からでした。
ダイニングテーブルは空間の中で結構な存在感になりますよね。そんなテーブルをイチからデザインするのはインテリアと一緒にデザインできるので統一感をもたせられます。
そんなメリットもあります。
この住宅は内装にシナ合板を多く使い、インテリア全体が白木っぽい色調になっていますのでそれに合わせる様にテーブル材を選択、欄間は中央にはめ込み受けからガラスを落としています。
上から見るとこんな感じ。
そして、お気づきでしょうか!?
テーブルの高さが変わっている事に。じつはこのテーブルは足を折りたたみできる仕組みになっています。
シンプルに脚の板がパキッと折れ曲がる仕組みなのですがいざ考えるとなかなか難しかったです。
折りたたむ作業をできるだけシンプルに、かつ少人数で行える様に折りたたむ工程、元に戻す工程を何度も頭の中でシミュレーション。
そんな工程動画はサイトにアップしてありますのでぜひご覧ください。
↓↓↓
竣工時にご夫婦に作業してもらった画像です。
今日はそんな家具のお話でした。
ではでは。
〜おしまい〜
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井村正和
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更