いむいむ ブログ 

愛知県春日井の一級建築士事務所&不動産事務所 gimbalworks 代表 井村正和のブログです。

団地見学 at 洋光台団地

<人・建築・まち> を繋げて豊かな場づくりをめざす
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代表 井村正和のブログ

 

こんばんわ。

ようやく長い長い暑い夏が終わったと思ったら、なんだか不気味なほど温かい長い秋がダラダラと続いていますね。

 

さて、やはり設計の仕事をしていますと職業柄ちょこちょこプチ建築見学旅行にいきます。ちょっと前の事になりますが真夏に東京、横浜にフラフラと行ってきました。

 

今回の目的地のひとつは横浜市の「洋光台団地」。URが管理する賃貸住宅団地です。

 

最近、地元春日井の高蔵寺ニュータウンに仕事として関わらさせて頂く事が増えたこともあり、これは勉強として見ておかないと。

久しぶりに京浜東北線に乗り洋光台駅で下車、スーツケースをガラガラと引きながら見学してきました。

 

陽射しの強さが。。でも、木陰があったり、奥の方にチラッと見えるベンチやパーゴラ、バルコニーの手すりデザインが場としての気持ちよさを予感させます。

 

この団地も高蔵寺ニュータウンと同じく築50年ほど。戦後の高度経済成長期に開発された郊外の住宅団地です。日本のあちこちで団地が問題を抱える中、ここでは「団地のみらいプロジェクト」として隈研吾佐藤可士和が関わり再生されました。

 

いわずもがな日本を代表する建築家のベアー研吾と、今治タオルのプロデュース等、有名プロジェクト多数のこれまた日本を代表するグラフィックデザイナーの佐藤可士和ですね。

 

敷地の一角に設けられた集会所

強い陽射しを遮る大きな庇とピロティ空間、とおばあちゃん。

なんとなくカール・ラガーフェルド風おばあちゃん。

 

中では「団地のライブラリー」という取り組みが行われていました。

 

テーマ性を持った本が3冊入っていて借りて読むことができる。

”本、読むぞ!”ではなく”読んでみよっかな”ぐらいの感覚でちょっと偶発的に本と出会える、そんなしくみなのかな。

 

けっこう大きめな芝生広場がぽこーん、と存在します。人工芝じゃないので管理も大変だとは思いますが覚悟の上で運営しているんでしょう、いいですね。

 

かわいいグラフィック

パッと見で世界観が伝わってきます。新しさと柔らかさ。グラフィックデザインの影響力ってほんとに面白いなと感じます。

 

空間はどうしてもある程度の大きさ、物理的存在がなければ世界観を伝える事ができませんが、グラフィックは手のひらに乗るサイズのマーク一つで伝えられる事がある。

そういった意味でも建築と相互補完関係が深いのだと思います。

 

この階段の上にあった串かつ田中が気になった。

けど次も行きたい所があったので諦めました。

 

洋光台団地は駅前の「中央団地」は規模としては小さめで、ちょっと北に向かって坂を登り歩いた所にある「北団地」のほうが大きく開発されています。

広い北団地内をフラフラ歩いていると集会所的な所にたどり着きました、ガラス越しに覗いてみると中ではおじいさんたちがじゃらじゃらと麻雀に興じているではありませんか。楽しそうでした。

 

いいなー、高蔵寺ニュータウンにも麻雀専用小屋つくりたいな。

また他の見学雑記は別記事にて。

 

〜おしまい〜

 

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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更