いむいむ ブログ 

愛知県春日井の一級建築士事務所&不動産事務所 gimbalworks 代表 井村正和のブログです。

就労支援施設

<人・建築・まち> を繋げて豊かな場づくりをめざす
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代表 井村正和のブログ

 

こんばんわ

 

就労支援施設の内装設計

 

現在、市内某所で福祉施設の工事が進んでいます。

先日現場にて打ち合わせや工事進捗確認をしてきました。

学校の跡地に建てられる複合施設でその一角の就労支援棟の内装設計を担当しています。

 

一定規模の建物の場合、工事区分をA〜Cに分けて分業をする事が多くあります。ショッピングセンターや百貨店、複合施設など大きな建物にテナント的に別事業者が入る時などに採用されます。


A工事:建築本体

B工事:C工事に伴う追加設備工事(工事はA工事業者や指定業者が行う事が多い、費用負担はテナントが負うのが一般的。)

C工事:テナント区画内の工事。いわゆる店舗内装設計

 

今回、私はこのC工事担当として就労支援施設のカフェや物販エリアの内装設計を担当させてもらっています。

 

現場へ

 

さてさて、まだ現場は基礎工事の段階。鉄骨2階建てですがなかなかごっつい基礎梁の鉄筋が見えます。

 

写真奥に見えるのはもともとの体育館です。

 

今回は監理者では無いので材料、寸法チェックをする立場ではありませんが、ついつい覗いてみると25ミリの鉄筋4本が主筋として使われています。

なかなか十分すぎる基礎設計ですね。

(ごっつい)

鉄筋、型枠が組まれてこの後コンクリートが流し込まれて基礎梁が完成します。建物の自重を地盤に伝える大事な部分です。

監理の仕事では鉄筋の直径、重ね、かぶり(ちゃんとコンクリートが流れるかどうか適切な隙間)、などを確認しておかしな所があれば修正するよう指示を出します。コンクリート流しちゃうと見れなくなってしまいますので確認するタイミングが重要です。

 

この施設は「ノキシタ」が要となっています。軒下空間が複数の建物を繋いだり、人々の憩いの場になるよう設計されています。

これは建物と建物を繋ぐながーい軒下。

「軒下」の工事もだんだん進んできました。

 

さて設計している内装の一部はこんな感じ。

これは親子カフェ空間です。

食事や休憩のための小上がりや、カラフルなスツールを置いて誰でも気楽に使える空間になります。マグネット黒板を付けて子供たちが落書きしたり、気に入った写真とかをマグネットで止めたり、などなどいろんな使い方をしてくれるでしょう。

 

小上がりから屋外方向を見る。

 

屋外からの長め

 

竣工は来年5月の予定です。

ぜひ遊びに来てくださいね。

また報告します。

 

〜おしまい〜

 

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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更