スタンダードに『木』の質感

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 　　 設計事務所＆不動産会社 （同）ジンバルワークス　　 
代表　井村正和のブログ

こんばんわ

今日はとってもスタンダードに「木」をテーマに。

住宅には実にたくさんの木が使われています。柱や梁などの構造体から床材、壁に貼る板材、家具材、等々。

色味、木目、質感のバリエーションも考慮するとほんとに無数の表情を持っていますし、何使おう、、、と迷ってしまいます。

使う場所、硬さ、水への強さ、コスト、加工性などからそれなりに絞られてはいきますが。

〜玄関の棚板〜

だいぶ前の物件写真ですがこれは『タモ集成材』

木目も落ち着いていて、硬さや耐水性、それでも加工はし易いので様々なシーンで使われます。これは集成材を壁に差し込んだだけのシンプルな棚です。

〜　階段の段板集成材　〜

こちらも材としては同じくタモの集成材ですが色を塗っています。

塗るといってもペンキのように膜をつくる塗装ではなくステイン（染色）といわれる塗料が染み込むタイプの塗装です。

木目が残りつつ色を加えるわけですね。

色をつけて床のフローリングと合わせています。

〜　天井に張った合板　〜

こちらは天井に合板（いわゆるベニヤ板）を張っています。

木のグレードとしては無垢材や集成材からダウンします、ベニヤなので。ですが天井なので直接触る事はありませんし、薄い方が施工性も良いです。

（好き嫌いはありますが）木目もけっこう良かったりします。

いろんな木材の使い方があります。

毎回何しよう、どうしようと楽しみながら悩んでいます。悩むのもまた楽し。

ではでは。

〜おしまい〜

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井村正和

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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更