こんばんわ
《 事例紹介 》久屋鍛冶町ビルヂング
ちょっと懐かしいぐらいの事例紹介となりますが、久屋にある「久屋鍛冶町ビルヂング」です。もともとは薬屋さんの店舗兼倉庫だった建物をリノベーションしました。
もう10年以上も前になります。
今も同じ様に営業を続けてもらっている事が嬉しいですね。
もともと生鮮スーパーがあまり無いエリア、ですがマンションも増えてきて意外と居住者も多くなって来たエリアでした。生田フードさんはセレクトショップとしての品質がありながら、かといってすごい高価なわけでもない。
近所にあってほしい！と皆さんに思われるスーパーです。
キッチュ・エ・ビオ 久屋鍛冶町ビルヂング さんです。
１階売り場 野菜、果物、日配など
１階は野菜、果物、日配物の売り場。
棚はこの店舗用にスチールのアングルとベニヤで作ったもの。野菜・果物がごろごろと木箱に置かれワクワクする売り場です。天井が高いのもいいです。
プラスチックトレーの売り場ってどうしても売り場の楽しさを半減させてしまっていますよね。よく海外のマルシェで見られるような商品そのものが裸でゴロゴロと無造作に置いてあるような状態のほうがよっぽど美味しそうに、買い物も楽しくできるとおもうんですよね。
（ヨーロッパのマルシェ）
ほんとはもーっとこれぐらいオープンな売り場ができると面白いと思います！
２階売り場 鮮魚・精肉・グロサリー
２階は精肉や鮮魚をずらーっと。インテリアの雰囲気も１階とは変わります。
床に使った木の足場板と白い冷蔵ケース、ちょっと素っ気ないぐらいの内装ではありますがこのお店にはこんな世界観がちょうどマッチします。
食料雑貨売り場
２階には他にお菓子や調味料など食料品雑貨売り場があります。ここでもスチールのアングルとベニヤを使った棚を作っています。
棚の高さが段違いになっているのはこの売り場自体は沢山の商品がカラフルに並ぶのでより賑やかに、また商品を探す時に目線が自然にあちこちと斜めに流れていくように、と思って。
店づくりはまちづくり。
だと思います！
建築でできる事を何か？毎回のプロジェクトであれやこれやと考えながら関わらさせてもらっています
今日はここまで。ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更
