こんばんわ
〜 札幌グルメ記録の一部 〜
札幌に到着してまずミーティングで準備していただいていたのはパッと見素っ気ない感じですが種類豊富なサンドイッチ。でもどこかで見たことあるなあ〜、と思ってジロジロジロジロみていたらアレですよ、アレ!思い出しました。
NHKのドキュメンタリー番組72時間でも取り上げられたあの24時間営業のサンドイッチ屋さんです!
すすきので24時間営業を続けるサンドイッチ専門店「サンドリア」
このサンドイッチ屋さんはすすきのにあり、そんな場所で24時間やっているので夜のお店で働く人やら、酔っぱらいやらとかが訪れるとても物語ある回でした。まさかあの神回のサンドイッチが食べられるとは。
72時間、、好きですねえ。
一つの場所を記録する、というとてもシンプルな企画なのですが「72時間」という時間的なくくりがこの番組の作品性をすごく高めている不思議なものづくりの例です。
どういう「切り口」にするか?
この番組のテーマはやはり「人」
その場を訪れるいろんな人との会話を通じて、その場所にまつわるエピソードや人生感、悲哀から喜び、何気なーい日常などを聞き出していきます。
それが「72時間(3日間)」という限られた時間設定によって”一期一会感”、”この人とまた会える事は無い、そんな人の人生を一瞬だけ共用できる”という感情を刺激する味付けをしているのだとおもいます。
ウルトラマン
で。次の話題はウルトラマンになるわけです。
ウルトラマンといえばカラータイマー、そうあの制限時間3分を敵さんにも堂々と公開してしまうとっても便利なツール。「ぼくもうすぐ駄目になるからね、そろそろ本気だしちゃうぞーー、いいかなー」宣言タイマーです。
なぜか?
(ここから先は話としては聞いた事ありますが確証はありません。ご了承を。)どうやら着ぐるみで大暴れするので体力的に長時間は無理だったようです。そこでその
「3分」というあくまで制作側の体力事情を「ウルトラマンの体力切れ」という設定にして大公開する事で戦いに緊張感を与えているわけですねえ。「もう時間が無いぞ、がんばれー!」って。
「ものづくり」と「切り口」
どんなものづくりでもただ処理しているだけではものづくりにはなりません。
やはり何かしらのフィルターを通して物事を見せる事によって、そこに物語性がうまれる。
そのための切り口として「時間」を利用している2つの事例を書いてみました。
すすきのといえばニッカウィスキー
72時間は年末企画の「今年のベスト10」を見るとああ今年も終わるなあ、という気持ちにさせられます。
ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更