こんばんわ
耐震改修の現場より。
昨年末に打った基礎立ち上がりコンクリートを脱型しました。
”脱型（だっけい）”
= コンクリート硬化養生後に型枠を外す事です。
元旦の地震では名古屋でも震度３〜４を計測しました。
市内の多くは震度３、海や木曽三川に近い方では震度４だったようです。
この現場はちょうど耐震改修工事中であり、元々あった構造体を一部解体しつつ進めている最中ですのでヤキモキしましたが現場確認したところ異変は見受けられず一安心。お施主さんにもお伝えして安心して頂きました。
一部解体とはいえ耐震性が下がった状態で放置するわけにはいきませんのでサポート（鉄骨製の仮の柱）で垂直荷重はもちろん受けて、仮の筋交いを各所に入れて横方向の地震力に対応できるようにしてあります。
おそらく解体前より耐震性は上がっているんじゃないかな、と。
そんな状態で今回の地震に遭遇しました。
「年末年始にグラッと来たら嫌だよね〜」
なんて現場で冗談交じりに話していたら本当に揺れてしまいました。
地震に対して根拠のない希望的観測は絶対ダメだな、と改めて意識させられた体験でした。
まだ耐震改修の第一歩ですがとりあえずは基礎のベースコンクリート、立ち上がり部コンクリート、地中梁（２箇所）でまず下のほうを固めた、という感じです。
基礎が割れて柱位置がズレてしまうと一気に上部の接合部の破綻に繋がりますからね。基礎を固めるという事はとっても重要であるわけです。
現場ライトに照らされたコンクリート。
なんか、不思議な造形。
引き続き報告していきます！
ではでは。
〜おしまい〜
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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更
